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2016/07/07

ソユーズ打上げ成功!大西卓哉さん含む乗組員、無事軌道へ。

ソユーズ打ち上げ成功!


先日から始めたほんにゃくこんにゃくのインスタグラムアカウントにて、本日の日本人宇宙飛行士、大西卓哉さんを含む3名を乗せたソユーズの打ち上げ状況を生中継しました。
カザフスタンのバイコヌール宇宙基地にて日本時間午前10時36分に打ち上げられ、発射から9分後無事にソユーズ宇宙船は地球の軌道に乗り、打ち上げが成功しました。これから2日間の旅を経て、ソユーズ乗組員たちは国際宇宙ステーションに到着します。本来なら半日以下でソユーズは国際宇宙ステーションに到着しますが、今回はアップグレードされたソユーズMS-01船となり、新しいシステムの試験のために2日間の旅となります。なお、この2日間の旅で地球の軌道を34周します。
以下が今朝実施したNASA テレビからのインスタグラム生中継の模様です。

こちらがこのブログ専用のインスタグラムアカウント
@space_meowmeowです。

打ち上げの生中継がNASA テレビにて打ち上げ1時間前から開始されました。


カザフスタンにある、バイコヌール宇宙基地のホテルにて。
出発前にホテルの扉にサインをするNASAの宇宙飛行士キャサリン・ルービンス。


ホテルを出発し、ソユーズ搭乗に向けての最終準備を行います。


宇宙服に着替えるJAXAの大西卓哉さん。


宇宙服の準備が完了後、出発前のガラス越しでの家族との面談。
左奥からJAXAの大西卓哉さん、ロスコスモスのコスモノート、アナトーリ・イヴァニシン、そしてNASAの宇宙飛行士キャサリン・ルービンスのご家族。
各国の航空宇宙局の方々とも面談があり、日本からはJAXAの若田光一さんがいらっしゃっていました。


面談を終えると施設を出発して専用のバスに乗って打ち上げ台へ向かいます。



 各国の航空宇宙局の方々と搭乗前最後の撮影。

日本時間7月7日午前6時30分頃、ソユーズ打ち上げ台のふもとにある、エレベーターの搭乗口にて乗組員揃っての最後の挨拶。


打ち上げ台エレベーターで上がり、ソユーズ宇宙船に搭乗します。

そうこう打ち上げまでの流れをダイジェストでお送りしてきましたが、ついに打ち上げ10分前!


 打ち上げ5分を切ると、宇宙飛行士たちはヘルメットを閉じて打ち上げへと備えます。
いつも面白いなと思っているのが、飛行士の皆さま本当に落ち着いていらっしゃるということ。これはどの打ち上げを見てもそうなんですね。すごいですね。

ついに打ち上げ!


発射から7分。第二弾ロケットが切り離されます。


そして発射から9分後、液体燃料タンクの第3弾が切り離され、無事に地球の軌道にのります。
乗組員一同、フィストバンプ(こぶしをぶつけ合う)をして喜びを分かち合います。


打ち上げから20分後、ソユーズ宇宙船は地球の軌道に乗り、ソーラーパネルを展開して無事飛行を行います。


じつはもっと投稿したかった写真がたくさんありますが、それはまた次回お伝えします。
次回は映像にてNASAテレビとの実況中継をしてみたいのです。


生中継だけではなく、インスタグラムアカウントではNASAやISSのインスタグラムアカウントの翻訳を行っております。今後もよろしくお願いいたします。
どうもありがとうございました!


2016/07/06

いよいよ3名のエクスペディション第48-49次メンバーの打ち上げ当日!


NASA
Posted on  by .

いよいよ3名のエクスペディション第48-49次メンバーの打ち上げ当日!


Launch Day Arrives for Three Expedition 48-49 Crew Members

ついに日本時間、今日10時36分に日本宇宙飛行士、大西卓哉さんたちを乗せたソユーズの打ち上げがカザフスタンのバイコヌール宇宙基地で行われます。このブログのインスタグラムのアカウントでは打ち上げ実況中継も行う予定ですので(システム障害が多いので多少時間差があるかもしれませんが)是非お楽しみに!!!

Posted on July 6, 2016 at 10:50 am by Mark Garcia.
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カザフスタン、バイコヌール宇宙基地ホテルでの記者会見にて、左からエクスペディション第48-49次メンバーケイト・ルーベンス、アナトリー・イヴァニシン、そして大西卓哉。(NASA)
(From left) Expedition 48-49 crew members Kate Rubins, Anatoly Ivanishin and Takuya Onishi pose for a group photograph following the crew press conference at the Cosmonaut Hotel in Baikonur, Kazakhstan. Photo Credit: (NASA/Bill Ingalls)

カザフスタンのバイコヌール宇宙基地にて、NASAの宇宙飛行士ケイト・ルービンス、コスモノート(露宇宙飛行士)のアナトリー・イヴァニシン、そしてJAXAの大西卓哉が国際宇宙ステーションに向けての発射準備を進めています。
ソユーズの打ち上げ予定時刻は日本時間午前10時36分(カザフスタン、バイコヌール時間午前7時36分)となります。
この3人の乗組員たちは約4ヶ月を過ごし、10月に地球に帰還します。
At the Baikonur Cosmodrome in Kazakhstan, NASA astronaut Kate Rubins, cosmonaut Anatoly Ivanishin of the Russian space agency Roscosmos, and astronaut Takuya Onishi of the Japan Aerospace Exploration Agency (JAXA) are preparing for launch to the International Space Station. They are scheduled to lift off in a Soyuz spacecraft today at 9:36 p.m. EDT (7:36 a.m. Baikonur time, July 7). All three will spend approximately four months on the orbital complex, returning to Earth in October.

日本時間午前9時30分から、NASAテレビのサイトにて打ち上げの生中継と再放送をします。
Live launch coverage will begin at 8:30 p.m. EDT on NASA Television and the agency’s website. For the NASA TV schedule and where to watch live and replays, visit: http://www.nasa.gov/multimedia/nasatv/

この3名はエクスペディション48次の司令官でNASAのジェフ・ウィリアムス、ロシア宇宙飛行士フライトエンジニアのオレグ・スクリポチカとアレクセ・オプチニンと合流します。このエクスペディション48次の乗組員は約4ヶ月間を生物学、地球科学、臨床試験、物理化学、技術促進などの分野におけるのべ250以上の実験を行います。
The three will join Expedition 48 Commander Jeff Williams of NASA and Flight Engineers Oleg Skripochka and Alexey Ovchinin of Roscosmos. The Expedition 48 crew members will spend four months contributing to more than 250 experiments in fields such as biology, Earth science, human research, physical sciences and technology development.

またNASAテレビにて日本時間の7月9日(土)正午12時30分から、午後1時12分のラスヴェットモジュールへのドッキング、午後3時50分予定のソユーズの扉の開放などが始まります。
NASA TV coverage will begin at 11:30 p.m. Friday, July 8 for docking to the space station’s Rassvet module at 12:12 a.m. Saturday, July 9. Hatches are scheduled to open about 2:50 a.m. Saturday, July 9, with NASA TV coverage resuming at 2:30 a.m.

2016/05/01

ハッブル宇宙望遠鏡から覗く、夜空に隠された銀河

NASA 
April 29, 2016

ハッブル宇宙望遠鏡から覗く、夜空に隠された銀河

 毎日宇宙関連記事を読んでいますが、初めて低表面輝度銀河という言葉を目にしたので、先ほど投稿したNASAの週末からの詳細記事第一弾はこの夜空に隠れた銀河のお話しにしました。

イメージからも分かるように、我々の天の川銀河やアンドロメダ銀河と比べようがないほど希薄で、海原というよりは池や湖を眺めているかのような静かさがよく分かります。

さて、このごく最近発見された銀河は、まさに今世界中の天文学者たちが血眼になって探しているあの物質がこの低表面輝度銀河の主要構成物質だろうと考えられているため、注目を集めています。それにしてもこの宇宙の85%が未知の物質で構成されているなんてまったく不思議な気分にさせてくれます。


Hubble image of galaxy UGC 477


NASAとESA(欧州宇宙機関)のハッブル宇宙望遠鏡が、11億光年離れたうお座に位置するこの限りなく美しいUGC477のイメージを捕らえました。
This striking NASA/ESA Hubble Space Telescope image captures the galaxy UGC 477, located just over 110 million light-years away in the constellation of Pisces (The Fish).
UGC477は低表面輝度銀河(LSB)です。まず1976年にマイク・ディズニーによって提案され、1986年にこの低表面輝度銀河の存在がマリン1銀河の発見によって証明されました。このUGC477銀河のような低表面輝度銀河はアンドロメダ銀河や天の川銀河よりももっと散らばったところに分布します。夜空よりも250倍も薄暗いため、このような銀河は発見するのが極めて困難となります。
UGC 477 is a low surface brightness (LSB) galaxy. First proposed in 1976 by Mike Disney, the existence of LSB galaxies was confirmed only in 1986 with the discovery of Malin 1. LSB galaxies like UGC 477 are more diffusely distributed than galaxies such as Andromeda and the Milky Way. With surface brightnesses up to 250 times fainter than the night sky, these galaxies can be incredibly difficult to detect.
低表面輝度銀河の主要な物質は恒星ではなく(中性)水素ガスから成り立っています。一般的な渦巻銀河の中心部のバルジ(ふくらみ)とは異なり、低表面輝度銀河の中心部には多くの恒星が含まれていません。天文学者たちは低表面輝度銀河がたいてい他の銀河が存在しないエリアに分布するからであり、したがって、星形成の引き金となるような他の銀河との潮汐相互作用や融合がほとんどないのです。
Most of the matter present in LSB galaxies is in the form of hydrogen gas, rather than stars. Unlike the bulges of normal spiral galaxies, the centers of LSB galaxies do not contain large numbers of stars. Astronomers suspect that this is because LSB galaxies are mainly found in regions devoid of other galaxies, and have therefore experienced fewer galactic interactions and mergers capable of triggering high rates of star formation.
UGC477のような低表面輝度銀河は、主に暗黒物質によって形成されているだろうという見解だけでなく、それどころかはるかにとらえどころのない物質への理解を深めることが出来る素晴らしい題材となりうるのです。しかしながら、この銀河の薄暗さという露出の少なさのせいで、比較的最近になってようやくこの銀河の重要性が見出されてきたのです。
LSB galaxies such as UGC 477 instead appear to be dominated by dark matter, making them excellent objects to study to further our understanding of this elusive substance. However, due to an underrepresentation in galactic surveys — caused by their characteristic low brightness — their importance has only been realized relatively recently.
Text credit: European Space Agency
Image credit: ESA/Hubble & NASA, Acknowledgement: Judy Schmidt
Last Updated: April 29, 2016
Editor: Ashley Morrow

NASAの週末

NASA Facebook

ゴールデンウィークをお楽しみの日本の皆様、私をはじめとしたゴールデンウィークのない国にお住まいの皆様こんばんわ。NYは雨がしとしとひんやり寒い週末となりました。さて、あまり私にとってキタキター!!という興奮する科学ニュースがないのですが、世界のあちこちから皆様にブログが面白いとメッセージを頂き、とてもうれしく思っております。本当にありがとうございます。

昨日はヨーロッパ原子核研究機構CERNのLHC(大型ハドロン衝突型加速器)内でイタチに電気コードが噛まれ、加速器は一時運転停止状態となっております。約500億円相当の加速器ですし、なにより物理学好きにとってとても重要な研究発表がなされたある意味聖域ですから、もう少しいたわってあげてほしいところです。


さて、今日は大好きなNASAのFBでのつぶやきをご紹介しようとおもいます。はっきり言ってNASAニュースの冒頭翻訳ですので、時間があれば記事全体の翻訳をしたいと思っております。映像などは英語が分からなくても目で見て楽しめます。美しいIMAXのビデオからまずご覧ください。

4月29日(金)


私たちの住む惑星を国際宇宙ステーションの窓から覗いた新しいIMAXドキュメンタリー映像「美しい惑星」を是非ご覧ください。詳細はこちら::http://go.nasa.gov/1TarJWP
Get a view of our home planet from the windows on the International Space Station in IMAX’s new documentary, A Beautiful Planet. Details:http://go.nasa.gov/1TarJWP



私たちの地球調査団は現在韓国のKORUS-AQミッションにて大気汚染の研究をしています。どうしてこの国が空気の質の研究に最適かをお伝えします。詳細はこちら: http://go.nasa.gov/1Ww2MdX
Our ‪#‎EarthExpeditions‬ team is in South Korea to study air pollution in our KORUS-AQ mission. Find out why this country is an ideal natural laboratory for air quality studies: http://go.nasa.gov/1Ww2MdX

4月30日(土)


ハッブル宇宙望遠鏡で夜空に隠れる11億光年先の銀河を覗いてみましょう。この銀河の表面はなんと私たちの夜空の250倍ほどの淡い光しかありませんから、とてもみつけるのが大変な銀河なのです。くわしくこの銀河を覗いてみましょう!!
「ハッブル宇宙望遠鏡から覗く、夜空に隠された銀河」
Looking over 110 million light-years away, our Hubble Space Telescope spots a galaxy hiding in the night sky. This galaxy has a surface brightness up to 250 times fainter than the night sky, making it incredibly difficult to detect. Take a peek: http://go.nasa.gov/1UnNN5H

5月1日(日)

黄金に輝く鏡!私たちのジェームズ・ウェブ宇宙望遠鏡の鏡には、はなんと極めて薄い金箔の層が貼られており、それによって赤外光を最適に反射させることができるのです。この非常に薄い蒸発した金のフィルムが18枚の鏡を覆っています。詳細はこちら: http://go.nasa.gov/1W0yvVs
The golden standard of mirrors! Our James Webb Space Telescope’s mirrors are covered in a microscopically thin layer of gold, which optimizes them for reflecting infrared light. This very fine film of vaporized gold coats each of the 18 mirror segments. Details: http://go.nasa.gov/1W0yvVs

2016/04/26

光の反響から原始惑星を知る

NASA Instagram 


 NASAの最新のインスタグラムの投稿が興味深かったので、久しぶりの記事はこの短い投稿にします。宇宙のありとあらゆる物質を調べるには様々な光の波長を使ったり、原子同士をぶつけてみたりと調査方法がたくさんあるのですが、光の残響から原始惑星のガスの雲の円盤を調べようという記事です。それにしても本当にありとあらゆる宇宙の物質を調べる科学技術・宇宙物理学の発達は目を見張る物があります。一度はCERNのLHC加速器なども見てみたいですし、フラウンホーファー線なども自分で見てみたいです。




光の反響から原始惑星を知る

Light Echoes Give Clues to Protoplanetary Disk: 


このイラストは原始惑星系円盤(ガス)に囲まれた星を現しています。分厚い雲円盤の素材は星の磁場に沿って流れ、星の表面上に体積します。この素材が星にぶつかると明るく光ります。星の不規則な発光によって、天文学者たちは「フォト残響」もしくは「光の反響」とよばれる技術を使い円盤と星の距離を測定します。

This illustration shows a star surrounded by a protoplanetary disk. Material from the thick disk flows along the star's magnetic field lines and is deposited onto the star's surface. When material hits the star, it lights up brightly. The star's irregular illumination allows astronomers to measure the gap between the disk and the star by using a technique called "photo-reverberation" or "light echoes."


まず、天文学者たちは光がどれほどの時間をかけて地球に到達するかを観測します。それから、光が円盤の外から内側から跳ね返ってくる時間と、光が地球に到達する時間を比較します。光の速度は一定であるため、その時間差で距離を測定します。

 First, astronomers look at how much time it takes for light from the star to arrive at Earth. Then, they compare that with the time it takes for light from the star to bounce off the inner edge of the disk and then arrive at Earth. That time difference is used to measure distance, as the speed of light is constant.


こういった原始惑星系円盤を理解することによって、未知なる太陽系外惑星や我々の太陽系外の惑星を理解することに貢献するのです。

Understanding protoplanetary disks can help us understand some of the mysteries about exoplanets, the planets in solar systems outside our own.

Image credit: NASA/JPL-Caltech [Illustration]

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